ブランド


代表取締役
岡本 拓也

1970年生まれ 明治大学卒
14年間塾の講師を務める中、独学にて革小物作成の技術を習得
2006年 TAKUYA MADE BY HAND でペンケース職人としてスタート
2008年 タイ発ブランドを立ち上げiPhoneケースがヒット
2010年 新ブランド【T・MBH】で国内産に回帰し再スタート
2013年 株式会社 TAKUYA MADE BY HAND設立 ストラスブルゴでの販売開始
2019年 伊勢丹新宿店メンズ館での販売開始
現在、革製品の作成、デザイン、販売教育コンサルなどを行う


 《美しいデザイン》

色気のある革製品を作りたい。

本体の形はもちろん、細部の作り込みまでもデザインと考えております。ステッチの太さやピッチもデザイン、コバの磨きもデザイン。革の厚さや触った感触、コンセプトまでもデザインと考え商品開発しています。

全て手縫いにこだわるのも、糸もデザインの一部として考えるからです。手縫いの特徴は、穴を開けながら縫うミシンとは違い、手作業にてまず針を通す穴を開けます。糸を通す作業と、穴を開ける作業を分けることで、精度の高いステッチが可能になるのです。手作業だからこそ精度が高く、美しいというのが機械工程を排除した一番の理由です。
また、ステッチに使う糸は麻糸を自家染色にて染めから行っており、革と色のバランスをとことん追求しています。

コバ仕上げも機械に頼らず、手作業で行うのは削り方もデザインだからです。丁寧に磨き込んだコバには独自開発の蝋を熱コテで何度も擦り込んで艶のある仕上げをしています。美しさには実用品としての機能も必要です。ただ眺める為の製品ではなく、実用品として耐える使いやすさが必要と考えます。

《新しい技術》
他にないモノを作りたい。

T・MBHの商品の多くは、今までに見た事のないモノばかりです。
その理由の一つは、革製品を作る『技術』から開発しているからです。
引き継いだ技術や真似した技術だけでは、見た事のないモノを生むのは困難です。

T・MBHが開拓した製法などの一部をご紹介させていただきます。

『レザーリーフ オーダーシステム』 2019年開発   » レザーリーフ オーダーシステム
「製品を作る前の革」をお選び頂き、その革を使用して製品をお作りできるシステムです。

『手揉みカンガルー』 2018年開発   » 呼薫Ⅱ
通常の光沢あるカンガルー革をT・MBH工房で、1枚1枚全て手作業にて手揉みを掛けました。
サッカーのスパイクなどに使われる、薄くて強靭なカンガルー革にソフトさと肌触りの良さを加える事に成功しました。
呼薫Ⅱにはその革を内装に採用しております。

『雫菱製法』 2017年開発   » 雫菱
ガルーシャに漆加工を施す新しい製法です。
ツヤと色むらが味のある製品に仕上がります。

『逆絞り製法』 2016年開発   » おりつむi
高級紳士靴などに用いられるホールカットを応用した製法です。
樹脂ケースと革が一体化し、継ぎ目のないT・MBHオリジナルの製法です。
革と樹脂ケースが一体になっていることでグラつきのないカバー付ケースとして仕上がりました。

『蹴菱』 2015年発表   » 蹴菱
中にペニー(独ユーロのコイン)を仕込ませた携帯用靴べらです。
使用する時に、踵のカーブに沿って変形します。携帯する際にも身体に沿って変形する為、邪魔になりません。
中にコインを仕込ませているため重量感があり、持っていて楽しくなるアイテムとなります。

『ガルーシャのジグソー繋ぎ』 2014年発表   » ガルーシャ ジグソー繋ぎ(T・BSK #55)
ガルーシャを筒状のものに巻く際に、継ぎ目が目立たないように繋ぐ製法。
カルシウムの粒を欠けないように、革の部分だけをカットして、ジグソーパズルのように繋げます。

『ガルーシャの後研磨法』 2013年発表   » 「後研磨法」を知る
折り曲げるとエッジが立ってしまう銀擦りのガルーシャ(表面を削ったエイ革)の為に開発した仕上げ方法です。
銀擦りのガルーシャは宝石を散りばめたように美しく、平面状の時は問題ありません。
ところが、iPhoneカバーや財布などの商品にした場合、曲面や折り目部分はゴツゴツとエッジが立ってしまいます。
そこで、商品を完成させた後、折り曲げた部分だけでなく、全面を再度研磨することで立体的に滑らかに仕上げました。
曲面や折り目部分の角が無くなり、引っかかりが圧倒的に軽減されました。

『ドルクス ロールタイプペンケース』 2012年発表    » ドルクス:ロールペンケース(T・BSK #56)
今までのロールタイプペンケースの常識をくつがえす、ふろしき型のペンケースです。
中身の大きさに合わせてしっかりと革がフィットし、本体の大きさが変わります。
ペン同士がぶつからない設計で、持ち運びにも安心です。
ふろしきのように面倒な結び方を覚えなくても、簡単な動作で美しいドレイプが表現できるのが最大の魅力です。

『リアカバー』 2011年発表   » スマホカバー:交換型(T・BSK ♯54)
スマートフォンにプラカバーを付けたくないという発想から作りました。
純正のリアカバー(裏蓋)に直接革を絞ることで、携帯の美しさをそのままに、着せ替えることでデコレーションすることが
出来るようになりました。
ただ、機種による向き不向きもあります。

『開幸製法』 2011年発表   » 開幸(T・BSK ♯045)
丸太状に固めた革の塊から削り出す、革のみで作られる新しい根付の製法。
革の塊を革包丁で削り込み、様々な形を生み出します。
表面は全てコバ(断面)となり、そのコバをT・MBHと同じ製法によって何度も磨き上げて行きます。
まるで木の年輪の様な美しさを持ちながら、革独特の色や光沢の変化も味わえる今までにない新しい根付が誕生しました。

『葉合せ製法』 2010年発表   » 葉合せ
薄くて丈夫な革製品を生み出す為に開発。
約0.4mmの革を2枚張り合わせ、のりしろをズラすことでステッチが無くても剥がれにくい商品になりました。
2枚の革を張り合わせてから封筒を組み立てるのではなく、内側の革だけを一度組み立てた後、外側の革を包むように
組み立てました。
1日3回は砥ぐ革包丁でしかできない斜め漉きする技術があるからこそ完成したモデルです。

『呼薫』 2010年発表   » 呼薫Ⅱ
クロコダイルをソフトにしてみたい、という発想から生まれました。
内装に手袋に使うペッカリーを採用すること、縁取りだけの接着で浮かせることで究極の手触りを実現しています。
また、擦れや引っ張りに非常に強いため、カメラストラップや小銭入れといったハードユーズに耐えます。

『IBUSUKI製法』 2009年発表   » IBUSUKI SMTⅡ(T・BSK ♯058)
ファスナー無しの4本挿しのペンケースが欲しい、というご要望に応える為に開発。
革だけで、箱型を作りステッチを最小限に抑えることに成功した技法です。
上下面、サイド面を5枚の革で囲み、L字になった革を閉じ込めることでステッチが無くても底の抜けない仕組みを創り
出しました。

『万年筆ステイ』 2009年発表   » IBUSUKI(T・BSK ♯059)
IBUSUKIの為に開発したシステム。
箱型のペンケースの弱点である「ガタつき」「取り出し難さ」を解決する為の技術です。
その結果、万年筆の軸が全て見えるという美しさも得る事ができました。

『グリマルディ製法』 2007年発表   » グリマルディ
革を2枚重ねて同時に絞ることで、強度を非常に増した新しい絞りの製法。
木型から手作業で削り出し、手作業で絞る為、プレスでは不可能な内勾配の絞りが可能になりました。
内勾配の為に極端に強度が増しています。
また、革を2枚重ねることで、表面の革に切り込みを入れたり、メダリオンを入れたりと複雑なデザインを取り入れることが
出来るようになりました。

他にも多くの技術開発が他にはない製品を生み出しています。
これからも続々と発表する新商品にご期待くださいませ。